万座 湯房物語



湯房物語(36)

座山草園

4日程東京に滞在しておりました。

日中は生暖かい風が吹き、コートを脱いで手に持つほどの気候でしたが、万座は先月末に初雪が降り、万座は冬真っ只中です。
たった三時間の距離ですが、さすがに雲の上に住んでいることを実感致しました。

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d0137653_0124178.jpg万座温泉日進舘に御泊まりくださった皆様が極楽湯に向かう途中、愛でて下さった万座山草園の上にも雪が積もり、ここに植えられた草花達も、来春に向けて冬眠の準備を始めました。自然の恵みとはいえ、お日様や雨の具合、心ないお客様に摘まれたり、悪気の無い小動物と戦いながら、1800メートルの高地で咲く草花達に、ご苦労様、又春になったら会いましょうという気持ちでこのブログを書いています。

春までの間、沢山の力を蓄えて、再びお客様を楽しませてくださいますように。。。



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---湯房物語の続き---

旧日進館の入り口から帳場と食堂、そしてトイレを過ぎるとその横に「滝湯」、「鉄湯」、「真湯」の3浴槽、帳場を境に反対側に「苦湯」。2001年9月10日の台風13号の爪あとがそのまま残っていた。どれほどの人々の体と心を癒してきたのだろうか、ここで、どんな言葉が交わされてきたのだろうか、先人の苦労も思い馳せながら、2階の客室だった場所に向かい、一部屋一部屋「有難う御座いました」と声をかけながら、懐かしみ惜しみながらの挨拶をした。

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水害によって建物がかなりの損傷を受けていたし、備品も水浸し状態で放置されていた為、持ち帰れるような品など無いこともわかっていたが、偶然、押入れの奥にしまわれていた福田赳夫先生がお書きくださった「日進館」という額をみつけた。このために今日ここにきたのだろうか、この額が呼んでくださったのだと思った。


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by manza_mama | 2008-11-18 00:13 | 湯房物語(36)~(40)
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万座温泉・日進舘女将が、湯房建設のエピソードをつづります。
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