万座 湯房物語



カテゴリ:湯房物語(36)~(40)( 5 )


湯房物語(40)

泉でかろやかプラン

寒くなりましたが皆様お元気ですか?

いよいよ「かろやかプラン」実行いたしました。

万座温泉の良泉質と、食事、整体、自然観察、講演会など盛り沢山の内容です。


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今回は初回と言うことで、緊張いたしましたが、天候に恵まれ、感謝のうちに幕を閉じました。
詳しい内容はホームページにアップ致します。

※2月実施【温泉でかろやかプラン】内容公開
http://www.manza.co.jp/karoyaka/plan200802.pdf


心も体も軽~くなりたい方、是非次回 2月にご参加下さいませ。



---湯房物語の続き---

d0137653_21542086.jpg8月9日、第二回目の定例会議。この日は特に寒冷地である事で、暖房についての話が話し合われた。今回の建物は高台の為、かなりの風が建物に当たる為、特に角部屋については、何重にも断熱を施さねばならない。今までの経験がこうして反映されていく事が嬉しくて仕方が無かった。更に、本館から繋がる為の連絡路の件などが話し合われたが、かねてからの希望であった別館にエレベーターを付ける事になり、湯房の建築によって、更にお客様が利用しやすい構造になって行く事も大きな喜びだった。ゆけむり館、本館、別館、湯房に各一台づつのエレベーターが付くことになるし、バックスペースに社員用のエレベーターもあるので、全部で5機のエレベーターが稼動するとなれば、保守メンテナンス料だけでも大変な金額になる。斜面に建物が建つということは大変な事だと痛感した。

d0137653_2155144.jpgこの頃、現場では急ピッチで作業が繰り広げられ、あっという間に基礎が出来ていった。嬉しさと不安が入り混じる中で、いつもお金とのせめぎあいだった。これだけの大きな投資が本当に必要だったのだろうかなどと、今更ながら思い始め、不安で胸が苦しくなって今う場面もあった。その日の夕方、とにかく現場に行ってみようと思い、木村係長を伴い工事現場に行った。現場監督の古村氏が、真っ黒になって現場の指揮をしている。私を見つけた彼の笑顔が、さわやかだったことが忘れられない。同行した木村係長が、「素晴らしい場所に建ちますね。一杯お客さん入れますよ!」と励ましてくれた。d0137653_21554643.jpg

私は、邪魔にならない場所を探し、一人で先代のお墓の方向を向き祈った。「どうかこの事業を成功させてください。見守ってください。」すると、不思議なくらい心の憂いが消えて行った。もう始まったのだ。多くの方々が、新生日進館の為に動いてくださっているのに、今更ながら不安に思う自分がどれほど恥ずかしかった事か。。。この建物の地場も、取り囲む木々も、空も風も、応援してくれていると感じることが出来た。もう迷いも不安も無い。竣工までしっかりやらなければと心に誓った。



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by manza_mama | 2008-12-13 19:26 | 湯房物語(36)~(40)

湯房物語(39)

☆ リークリスマス ☆

d0137653_2122258.jpg12月になりました。

2009年まであと一ヶ月を残す事になりました。
今年を振り返り、皆様にとっては、どんな年でしたでしょうか。

私には小さな出会いと大きな別れがありました。

素敵な出会いは私を元気にしてくれました。

辛い別れは私を弱めました。多くのことを学びました。でも、そのことを通して新しい自分に作り変えられるのです。

全てに感謝して、残りの一ヶ月を過ごします。

12月からは夕食もブッフェスタイルになります。(宴会の方は宴会膳)
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新しいお料理で皆様のお越しをお待ち申し上げております。




---湯房物語の続き---

2007年7月26日、第一回の湯房/日進館新築工事の打ち合わせが行なわれた。施主である日進館側からは大野専務、女将、市村総支配人。守谷商会からは金子部長、河村、古村両氏。市川先生、近藤さん。東御電気から土屋社長と担当の野口さん。浅間設備の大久保さん。

本館の客室に集まり、各々自己紹介などが始まり、大まかな工事の進め具合や、行程の説明が行なわれ、いよいよ始まるのだと、気持ちの良い緊張感が走ったことを思い出す。様々な問題をクリアーしながらの着工だけに、今後工事を行ないながらも再びどんな障害が待ち受けているのか見当もつかない。私自身も万座に30年近く働いているが、自分の意見が形になる工事は初めての経験で、期待と不安が一杯だった。これからは二週間に一度の定例会議が行なわれる事になった。



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by manza_mama | 2008-12-01 21:26 | 湯房物語(36)~(40)

湯房物語(38)

り壁

d0137653_18162828.jpg湯房舘ができて、間もなく一年になろうとしています。

別館から繋がる湯房の連絡通路に、光り壁

が完成いたしました。

ここから湯房舘なんだな~と感じてください★



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---湯房物語の続き---

d0137653_20465671.jpg6月になり、いよいよ決断の時が来た。大野社長が守谷商会の金子氏に電話を入れ、正式に行う事を伝えた。勿論、そうなる事を期待してここまで来たけれど、年内の竣工となれば、半年足らずの工期で本当に出来るのだろうかと不安がよぎる。。。それでも金子氏は、やります。大丈夫です!と言い切ってくださり、改めて男気のある人と仕事が出来る事に力をもらったのを覚えている。

d0137653_20424610.jpg決まれば早いもので、あっという間に工事看板が立ち、静かだった裏山は機会が運び込まれ、建築現場となっていった。建築の方は業者が行なうにしろ、お客様を取りながらの工事だけに、細心の注意が必要であったし、年末までのスケジュールが立ち上がった。




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by manza_mama | 2008-11-26 18:05 | 湯房物語(36)~(40)

湯房物語(37)



昨日はフロアーショーの中で、桜井実先生による手話講義が行われました。

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当館にも、時より聾唖者のお客様がご来館され、筆談だけでないコミニケーションを行うことができたなら、どんなによいだろうという気持ちから、まず私がビデオや本をとうして少しずつ手話を学び始め、今ではスタッフも一緒に桜井先生に手話を教えて頂いております。

そのお陰で簡単な日常の挨拶ができます。口話といって、ゆっくり話す唇を読みながらのコミニケーションもできるようになりました。

手話を始めると、一つ一つの言葉が美しく意味深いことを感じます。

言葉が自由に話せる私達には無い世界をお持ちの聾唖者の皆様との出会いをいつも楽しみにしております。


★ 手話といえば、花井紫さん ★d0137653_1742485.jpg

2月7日(土)8日(日)昼の部11:30~/夜の部4:00~
日本橋三越劇場  ¥5000
「あたらしい風を、あなたに」~東京・築地・魚河岸人情~
は~とふるはんどの公演がございます。手話を使った歌とお芝居とダンスです。
毎回毎回泣いたり笑ったりの感動いっぱいの公演です!是非お出かけ下さい。



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---湯房物語の続き---

11月28日、大きな機械と大勢の職人さんたちの手で、旧日進館が取り壊された。いずれ、新館が建ったときには、万座最古の建築物であった旧日進館の木材を必ず使いたいとの意向を良く理解してくださった守谷商会さんの職人さんたちの心ある作業によって、柱や鴨居が保管され、大きな音と共に瞬く間に旧日進館の幕を閉じた。


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by manza_mama | 2008-11-20 09:11 | 湯房物語(36)~(40)

湯房物語(36)

座山草園

4日程東京に滞在しておりました。

日中は生暖かい風が吹き、コートを脱いで手に持つほどの気候でしたが、万座は先月末に初雪が降り、万座は冬真っ只中です。
たった三時間の距離ですが、さすがに雲の上に住んでいることを実感致しました。

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d0137653_0124178.jpg万座温泉日進舘に御泊まりくださった皆様が極楽湯に向かう途中、愛でて下さった万座山草園の上にも雪が積もり、ここに植えられた草花達も、来春に向けて冬眠の準備を始めました。自然の恵みとはいえ、お日様や雨の具合、心ないお客様に摘まれたり、悪気の無い小動物と戦いながら、1800メートルの高地で咲く草花達に、ご苦労様、又春になったら会いましょうという気持ちでこのブログを書いています。

春までの間、沢山の力を蓄えて、再びお客様を楽しませてくださいますように。。。



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---湯房物語の続き---

旧日進館の入り口から帳場と食堂、そしてトイレを過ぎるとその横に「滝湯」、「鉄湯」、「真湯」の3浴槽、帳場を境に反対側に「苦湯」。2001年9月10日の台風13号の爪あとがそのまま残っていた。どれほどの人々の体と心を癒してきたのだろうか、ここで、どんな言葉が交わされてきたのだろうか、先人の苦労も思い馳せながら、2階の客室だった場所に向かい、一部屋一部屋「有難う御座いました」と声をかけながら、懐かしみ惜しみながらの挨拶をした。

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水害によって建物がかなりの損傷を受けていたし、備品も水浸し状態で放置されていた為、持ち帰れるような品など無いこともわかっていたが、偶然、押入れの奥にしまわれていた福田赳夫先生がお書きくださった「日進館」という額をみつけた。このために今日ここにきたのだろうか、この額が呼んでくださったのだと思った。


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by manza_mama | 2008-11-18 00:13 | 湯房物語(36)~(40)


万座温泉・日進舘女将が、湯房建設のエピソードをつづります。
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