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万座 湯房物語



カテゴリ:湯房物語〈16〉~〈20〉( 5 )


湯房物語(20)

なカッコイイ♪

いよいよ念願の 大山桜 が万座にやってまいりました。
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第二駐車場横の丘に10本の植樹を致しました。

来年6月には 「万座でお花見」 が実現しますよう、皆様お祈り下さい。d0137653_18304164.jpg

その他にも、白樺・ナナカマド・ミズナラ・ぶな等が日進館の仲間入りを致しました。


そこで、以前ご紹介しました、

危なカッコイイ! 楽月園の荻原社長をご紹介しま~す。
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ね、やっぱり危な カッコイイ でしょう?



---湯房物語の続き---


この頃になると、先代の言葉が全てを物語る。

d0137653_1914354.jpg万座川沿いに建てられた日進館は湯治滞在客向けの鄙びた昔ながらの木造建築で、昭和2年の建物も残っている。更に湯畑に隣接している為温泉独特の臭いや周辺の環境が売り物であったが、温泉源に含まれる硫化水素ガスは、金属を腐食させるだけでなく、人が過剰に吸引すると絶命する恐れがある気体であるから無色透明で大気よりも重く、地面を這うように広がっていくので、群馬県や環境省からの行政指導として標高の高い山頂への移転するようにとのお達しが来ていることも事実で、既に「ますみ壮」は高台に宿ごと移転を済ませている。


d0137653_18504085.jpg簡単に安全の為に移転せよといわれても、収容人数の確保や、本館との導線、お客様の利便性など多岐にわたったシュミレーションをしなければならない。移転命令など気にせずに引き伸ばすだけ引き伸ばして現況のまま営業する方が良いと思っていたし、当社の自由になる敷地の何処に移転しても、自分自身が気に入らないわけなので、打ち合わせにも熱が入らないどころか、借入金が増えるくらいなら、このままの方が良いと思っていた。新館湯房の夢よりも安全経営の方が良いと思っていた。



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by manza_mama | 2008-06-27 18:33 | 湯房物語〈16〉~〈20〉

湯房物語(19)

上の桜

快晴の中、度々私のブログに登場する守谷商会の金子さん、ネイチャー木村君、初登場の関口君、当館施設課の鈴木さんと一緒に湯房の廻りに植樹するレイアウトの作業を致しました。

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標高1800メートルで元気に育つ木々の中に、私の大好きな桜を・・・という願いの元に集まり、ああでもないこうでもないの話し合いの中、岳カンバ、ミズナラ、ブナの木を配し、桜も10本植樹する事になりました。

d0137653_219299.jpgやった~!という気持ちと一緒に、どうぞ元気ですくすく育ちますように!

そして、数年の後に万座で6月のお花見ができますようにと願いました。

その時は、私の力作の蒔絵皿 におつまみを載せ、桜の名が入った御酒を頂く事を楽しみにしています。


一緒に参加したい人、この指と~まれ!

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☆ 桜好きの証明 ☆

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---湯房物語の続き---


この年は、6月にも体調を崩し、再び病院通い。8月の末までお薬を飲みながらの毎日だった。

どうしてしまったのだろう。。。更年期と言ってしまえばそれまでであろうと思いながら、度重なる体調不良にめいる毎日を送っていた。

そんな時は、「湯房」の事など考える余裕もなく、日々いらしてくださるお客様をこなすだけで精一杯だったように思う。

こうして、何の進展も変化もなく、2004年を迎える。

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2004年は、海外からのお客様が多くなった年だった。海辺から山間の温泉と言うことで人気があったのだと思うが、ハワイからも沢山お見え頂いたのを思いだす。そして皆さんが口々に云うのは客室からの景色だった。そういえばハワイのホテルは確かにどこも景色が良い。

d0137653_2217154.jpgハワイにいても日本食が簡単に手に入る昨今、せっかく良泉質の温泉につかって、お部屋でゆっくりしようと思ったのに窓の外には雪囲いの板が張ってあったり、雪以外見えなかったり・・・

旧万座温泉ホテルはたしかにゲレンデが見える景色自慢の客室は30ルームくらいしかない。斜面に建っているので仕方が無いにせよ、今度は失敗が許されない。国立公園指定地域第一級というお墨付きの環境であるから、守られている部分もあるが融通が聴かず個人の企業が頑張ったところでどうにもならない規制もあるのだ。

先代がいつもいつも言っていた言葉を思い出す。「あの山の上に建てられたらなぁ~」私達もつくずくその言葉が身にしみていた


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by manza_mama | 2008-06-17 20:34 | 湯房物語〈16〉~〈20〉

湯房物語(18)


の桜・・・咲いちゃいました

6月1日本番。

今日は快晴、マラソン日和
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旅館を出発するまで足の事が気にかかり、早朝から戸田君に痛い方の右足にバッチリとテーピングをして頂き、伝道師の畔田さんにお祈りをして頂き、気合を入れて車に乗り込みました。

何人もの参加者のお客様、応援団も一緒の楽しい出発でした。d0137653_22573038.jpg
会場はお祭りのような華やかさ!

山本一太先生が応援に駆けつけてくださり、写真をパチり・・・ラッキー!


いよいよスタート。emoticon-0124-worried.gif


d0137653_23148.jpg「神様、足の痛みが出ませんように。。。」それだけを祈っていました。
ピストルが鳴り、総勢2300人の群れが走り始めました。

最初の2キロは上り坂
ここで頑張ると後が続かないのは下見で分っていたので、とにかく早足・・・

d0137653_234294.jpg最初の給水地点からようやく走り始め、伴走者の田嶋君に励まされながら、黙々と走ると突然5キロ地点の看板が出てきて、得した気分。更に7キロ8キロと順調に歩を進め、最後の1、5キロは長~い上り坂です。



d0137653_2351314.jpg写真班のネイチャー木村君も伴走者に加わり、歩いたり走ったりしていると、沿道に施設課の谷君、そして少し走ると息子の条二君!




d0137653_236555.jpgここからはギャラリーも多くなるので頑張ろうと又気合を入れてひたすら坂道を歩いたり歩いたり・・・もう走れません!





視線の先にゴールのフレッシュセンターが見えてきた頃、私の心は幸せでいっぱいでした。棄権しなくて良かった。諦めないでよかった。ここまで走れて良かった。。。感謝で一杯になりました。
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桜の舞い散る頃から始めたトレーニング。いつもそばで励まし導いてくれたスタッフの戸田君と田嶋君

ブログを見て応援や心配をしてくださった皆様。本当に有難う御座いました。

体と足は悲鳴を上げているのに、私の心の中には大好きな桜が咲き乱れていました。
いや~完走後のビールの美味しかった事!d0137653_2310618.jpg

来年も走りたいで~す。


嬬恋高原キャベツマラソン写真集
嬬恋高原キャベツマラソンスライドショー




---湯房物語の続き---


災害とはいえ、早急に応急処置をし、休館日をまたいでの工事計画が建てられた。屋根だけの修理だけでは済まず、あちこちの安全対策のための手直しを含めた工事が2ヶ月間行なわれ、ようやくその年のゴールデンウイークに間に合う形で修理が終わる。こうなると、何が起こっても驚かない強さが生まれるものだ。

そうは言っても、工事の間、ご来館のお客様には多大なご迷惑をかける。更にひどい吹雪の日には外気がマイナス18度、天井さえ吹き飛ばすほどの強風に見舞われることもしばしばあり、ある時は、長寿の湯は屋根の工事で男湯が入れない。極楽湯は風雪の為温泉が使えない。日進館の湯治場のラジウム湯・鉄湯までは除雪が間に合わずに行かれない。結局長寿の湯の女湯だけしか使えずに、男女入れ替わりの時間制にしてお入りいただいたことがあった。頭を下げても下げてもお詫びしきれない状況の中で営業せざる日があった。

古い建物や、厳しい自然環境の中での営業の厳しさを教えられた。



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by manza_mama | 2008-06-01 22:40 | 湯房物語〈16〉~〈20〉

湯房物語(17)


散る・・・と思う

d0137653_16551822.jpg明日はいよいよ嬬恋きゃべつマラソン

出だし好調であった私のトレーニングは志半ばで足を痛めてしまい、明日本番という今になっても足の痛さが抜けないのです。

「助けてくださ~い!」

と叫んで可愛いのは18歳まで!!!


51歳はどんなに痛くても不様でも、参加することに意義があるのです!

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しかし、この痛さで完走できるでしょうか・・・無理・無理・無理・無理・無理・無理・無理・・・と思う!

まあ、とりあえず明日は気合だけで

@@いってきま~す@@ emoticon-0107-sweating.gif

嬬恋高原キャベツマラソン
http://www.manza.co.jp/event/marathon/20080601.html




---湯房物語の続き---

その年は、インフルエンザが猛威を振るい、お客様もスタッフも風邪引きの方が多い冬を過ごしていた。私は普段から丈夫で風邪など引いた事が無いのが自慢であったにもかかわらず、2月の末に不覚にもインフルエンザにかかってしまい、再び病院へ。。。同じ先生であった為に、「又インドに行ったのかね?」と軽口を言われ、今度も発熱の中ふらふらしながら自宅に戻る。今年になって、何度も熱を出す羽目になり、病気と無縁であった自分がどうしてしまったのだろうと不安を覚えながらも、周囲には「知恵熱!」と負け惜しみを言いながら、再び自宅療養。

暦は3月になっていた。下界では春を告げるニュースがちらほら聞こえてはいたが、標高1800メートルの万座温泉は連日の吹雪で大荒れの天気が続いていた。

めいる気持ちを奮い立たせて、今日は3月3日の雛祭り。さあこれから今までの分を取り戻す為にも頑張るぞ!と意気込み出勤。

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フロントに出向いた私が聞いた第一声は・・・「女将さん、長寿の屋根が吹き飛ばされました。」何とも、次から次へと事件が起こる年であった。



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by manza_mama | 2008-05-31 17:16 | 湯房物語〈16〉~〈20〉

湯房物語〈16〉


っそりと咲く

標高1800メートルの万座へのアクセスで欠かせない万座ハイウェーを走りました。

d0137653_196157.jpg今の時期になると、最寄駅のある三原は20度を超えて、初夏を思わせる日もあります。

嬬恋高原ゴルフ場、表万座と車を進めていくうちに、確実に景色、空気さえも変るのがわかります。


d0137653_1972297.jpgいよいよ山深くなってきたなぁと思う頃、車線左側に

大きな大きな桜の木

があるのをご存知でしょうか・・・

そして、その近くに、ひっそりと3本の桜の木があるのをご存知でしょうか・・・

5月の中旬でも花を蓄えて、ひっそりと咲く大山桜。

そしてその隣には、人知れず「万座高原神社」が佇んでいるのです。

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d0137653_19281643.jpg30年近く万座の住民でいながら、参拝した事がありませんでした。

不遜な支度ではありましたが、立ち寄りご挨拶をしてまいりました。


この周辺には明治41年より吾妻鉱山として硫黄の採掘が始まり、業績と共に携わる人が増え、昭和初期には本邦第四位の硫黄鉱山となり集落もでき、世帯数55戸、人口は258名を数えるほどになったそうです。

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何故、この鉱山跡に万座高原神社が祭られたのかは解りませんが、近年人が尋ねることの無いこの場所に立ち入り、3本の桜の花の下に立った時、当時の人々の生活の漂いを感じました。

このような厳しい自然環境の炭鉱で働き暮らしていた人々にとって、きっとよりどころであったに違いないこの場所で、お社を静かに見つめつつ咲く3本の桜に再び感動し、桜好きの私にとっては新しい発見と感動を頂いた経験でした。


どこかの公園で沢山の人々に見て頂き、和ませる桜。

多くの人々を上から見下げて狂喜乱舞させる桜。

それぞれの備えられた所で精一杯咲く桜。

今日は、ひっそりと・・・そして強く凛と咲く桜に出会えた良い一日でした。



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---湯房物語の続き---

元旦当日、流石に白衣は着ていないが、保健所の職員が2名お正月返上で私を訪ねてきた。まず、自宅で問診を受ける。インドに同行した他5名も呼ばれ、次々に滞在中の食事内容や体調を質問され、いよいよ私の周辺を消毒するという話になった。6名で行ったにも関わらず、黒岩麻利子だけが発症した事。すでに熱も下がり平常に生活できるほどに回復していること。帰国してから自宅と病院以外出かけていない事などから、旅館の方までは必要無しとの判断が下った。あの時の感謝と安堵感は今でも忘れられない。

早速、消毒薬の配合とやり方の指示を受け、実行する。おまけに保健所から「法定伝染病」の認定書まで出て、事の重大さに驚きながらも、すでにその頃には回復していたので、「やっぱり私は選ばれた人なのよ!」などと憎まれ口を利くような元気さを取り戻し、念のため1月7日では自宅待機と言うことで、嫁いで来て始めて仕事をしないお正月を経験した。

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                 旅館業掟破りのカミングアウト 就業制限解除通知書

本当に、危機一髪のところを、正に神様に助けられた!そんな2003年の幕開けだった。


※この物語は2002年12月~2003年1月の回想物語、過去のお話です。現在ではございませんのでご安心くださいませ。


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by manza_mama | 2008-05-19 18:11 | 湯房物語〈16〉~〈20〉


万座温泉・日進舘女将が、湯房建設のエピソードをつづります。
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