万座 湯房物語



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湯房物語(28)

元  日進舘

昨日、万座温泉は初冠雪でした。
あんなに暑い夏を過ごして来たのに、もう白いものがチラホラ。。。
9月に初雪なんて何年振りでしょう~と考えていました。

さて、ようやくなんですが、正面玄関に日進舘の看板がかかりました。
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長い間待った甲斐があり、木目の美しいブビンガに出会い、職人さんの手で大切に彫られた大看板です。

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これから、どんなに玄関の姿が変ろうとも、人が変ろうとも、この看板がお客様をお迎えします。
そして、多くのお客様と一緒に、思い出を刻んでいく事でしょう。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

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---湯房物語の続き---

設計の具体的な話し合いが始まり、私も専務も上京し細部にわたる打ち合わせが始まった。何度このような事をしてきただろうか。。。今回ばかりはぺエンディングにはならないだろうと期待しながらも、ここまでにすでに4年の月日が経過していた。これから立ち向かう問題はいくつも想像できたが、期間が延びただけに一番心配した事が建築にかかる費用であった。今が建て時と豪語していた時期は瞬く間に去り、鉄骨や木材の高騰がささやかれてきた。それでも、倒れては起き上がってきた自分の心は、期待と夢でいっぱいだったことを思い出す。全ての業者さんが決定し、4階建ての素晴らしい設計図が出来上がった。d0137653_14115448.gif

さあこれからどんな感動があるのだろうか。私達の代で、面倒な申請や整理されていなかった許可関係の事も、ここで一気にクリアーしよと、社長は勿論の事、総支配人も嬉しそうな表情で各官庁に飛び回ってくださっていた。



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by manza_mama | 2008-09-29 16:11 | 湯房物語(26)~(30)

湯房物語(27)

本のものこと研究所

今回は、日本の素敵な「もの」を、素敵な「こと」を大切に生きていらっしゃる 「日本のものこと研究所」の代表でいらっしゃる木全恵美さん をご紹介します。

d0137653_21264844.jpgショートカットで眼鏡のお似合いになる大変おしゃれな女性です。
おしゃれの定義は色々ありますが、容姿、ファッション、生き方、そして内面もおしゃれで美しい女性です。

木全恵美さんのお仕事を一言で言うと、インテリアデザイナーです。
芸能人や企業の社長さんのご自宅など、多くの方とのお仕事の中で研鑽を積まれていらっしゃいますが、「和」というコンセプトを大切に、沢山の素敵な作品を残されています。
いくら説明してもしきれない彼女の魅力の中に、お料理というのもあるから凄いです。

d0137653_14391746.jpg何度も木全恵美さんのお料理をいただきましたが、勿論美味しくて、優しくて、美しいお料理です。

最近、ブログを始められ、お得意のお料理やこだわりの逸品などをご紹介されていらっしゃいます。是非覗いてみてください。

私が趣味で学んでいる蒔絵や湯房の客室にかかっている額のかな書道のお教室も彼女のサロンで行なわれており、それに加えて俳句の会も月一回そこのサロンで開かれています。その俳号から@桃兎の部屋@となっております。

木全恵美さんブログ 桃兎の部屋
http://ameblo.jp/emichacha-ameblo/


オフィシャルサイトも必見です!

日本のもの、こと研究所
http://www.japanesestyle.jp/



 ◇◆ 木全恵美プロデュース ◆◇

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湯房851特別室
(和洋室)




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湯房751特別室
(洋室)




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  湯房洋室



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  湯房和洋室



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本館212号室



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本館213号室




秋になりました。切ないことばかりがテレビから流れて参りますが、桃兎の部屋を覗いた瞬間から、日本に生まれて良かったと、しみじみ思う気持ちになれます。



---湯房物語の続き---

越冬後の5月8日に環境省長野事務所の現地立会いが入る。何と言うことだろう、昨年暮れに大急ぎで行なった木の伐採についてのトラブルが発生した。国立公園特別指定地域第一級に位置する万座温泉は自然保護だけではない、更に厳しい制約の中で建物が存続している。新館だろうとお客様の安全、快適の為の修復であろうと勝手には柱一本建てられないし、小枝一本切る事が出来ない。d0137653_22231015.jpg

そんな中で、伐採を行なった業者が始末書を書き、何とかお許しを頂いたものの、何となく幸先の悪いスタートをきってしまった。



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by manza_mama | 2008-09-20 21:23 | 湯房物語(26)~(30)

湯房物語(26)

けがえのないもの

d0137653_1525484.jpg大切なものが私から消えた・・・

それに出会ってから約6年の間、私を支えていたものを失くしてしまいました。

どんなに捜しても、悔やんでも元に戻らないし、見つからないでしょう。

いつも私はそれを握り締め、切ない時も厳しい時も乗り越えてきた気がします。
辛くても、それさえあれば何かに大切に包まれているようでした。
私は弱い者、あんな小さなものにすがってしまうのです。

それでも私は明日に生きなくては・・・

あ~、秋の空が余計センチメンタルにさせますね



---湯房物語の続き---

新館建築については4社の中から特に寒冷地でのホテル建設に信頼が厚い「守谷商会」が決まり、年始から具体的な話し合いが始まった。勿論、安全性、利便性、快適性など様々なクリアーしなければならない事柄が有りながらも、特に今回の建築については、専務と女将の強い希望は「日本のものこと研究所」の代表である木全恵美先生に参加していただきたいということであった。建築は殊更男の仕事であるが故にも、女性の感性が必要だった。兼ねてより親交のあった彼女のセンスと、日進館や私達に対する真摯な姿勢は今回の建築の目玉だったのだ。会長、社長の賛同も得て、私達は友人からインテリアデザイナーとクライアントという立場になり、来る日も来る日も新館「湯房」についての夢を語り合った。



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by manza_mama | 2008-09-17 14:49 | 湯房物語(26)~(30)

湯房物語(25)

月になりました

皆様お元気ですか
近頃万座は雨が多く、肌寒い毎日です。

秋の七草は、ご存知のとおり
@ハギ@キキョウ@クズ@なでしこ@オバナ(ススキのこと)@オミナエシ@フジバカマ
で御座います。
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万座山草園にも、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ が植わっています。
一足早い秋を感じにいらして下さい。


読書の食欲の八代亜紀 ・・・なんちゃって!!!

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そうそう、今日から一ヶ月間、上信スカイラインが通行止めです。
長野方面の方、十分お気をつけていらしてくださいませ。



---湯房物語の続き---

2006年2月20日の早朝、夜警の係りから自宅に電話が入る。

「@@号室の前から焦げ臭い匂いがしていたので、ノックをしても返事が無い為、合鍵で入室したところ、煙が充満していて客室内には若いカップルが睡眠中でしたので非難していただきました。すぐに消化したので小火で済みましたが、畳と布団の一部が真っ黒で、周辺は凄い臭いです。お客様の何人かは何事かと起きてきていらっしゃいましたが、本人達は爆睡でした。」との事。
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こうして旅館は信じられないことが起こるのだ。こういうことが起こると、益々安全第一の旅館作りをしなければならない。全館禁煙の「湯房」にするかとの意見が出た。


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by manza_mama | 2008-09-02 18:59 | 湯房物語(21)~(25)


万座温泉・日進舘女将が、湯房建設のエピソードをつづります。
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